先日ブログにも書いた格闘ドリーマーズで、LDH側の齋藤選手の外敵として戦った田嶋椋選手。
自分が田嶋選手のフィジカルトレーニングをみるようになり、かれこれ1年と少し。
去年のコロナ禍の中、格闘技の稽古にプラスして本当に良くフィジカルトレーニングをしたと思います。
フィジカルトレーニングは数週間やったから磐石になるというものではなく、コンスタントな積み重ねが大切で、
さらに、格闘技なら格闘技の動きが“しやすくなる”ために行うことが必須です。
そして例えば、日頃の稽古を100としたら、95に落とした中に5のフィジカルトレーニング入れるのではなく、
100に5を上乗せして105にする必要があります。
(スポーツに限らず、人生の中で100を105や110でこなす期間が大切ということは、良いキャリアを積めた多くの人が納得してくれる事ではないでしょうか。)
この「限界を少しだけ、かつ確実に上げる」ためには、ピリオダイゼーションをただ機械的にやるだけではなく、
トレーナー側がポイントを明確に見つけ続けながら柔軟さを持って行うことが大切だと考えています。
このやり方は、特にアマ〜プロ初期の土台や、壁に当たってしまっている時のブレイクスルーに繋がることが多くあると感じています。
この日、彼は良いスタートができました。
これはたまたまではなく、格闘技のコーチはもちろん、フィジカルトレーナーの言葉にも耳を傾け実践できる、彼の柔軟で質の高い努力の賜物です。
これには太田道場の先生達や先輩選手のフィジカルトレーナーへの理解があってこそだとも感じています。
彼はナチュラルにこの努力を続けて強くなっていけると思います。ですのでこちらも、フィジカル面でのサポートを確実にこなしていきます👌
田嶋椋選手 Instagramアカウント
@ryonryon814